沿革と企業理念

会社の成り立ちCompany history

弊社が所在する長岡市は終戦間際の昭和20年8月1日午後9時6分、B29による焼夷弾爆撃をうけました。死者は1,485名にのぼり、長岡の町は瞬く間に炎に包まれました。

空襲で市街地のほとんどが廃墟になり、物資も配給制が敷かれる中、弊社創業者 島津善二郎が昭和24年4月1日に、「これからは平和の時代が来て欲しい」との願いも込めて平和産業の象徴である「化粧品」をはじめたとのことです。

大手通りの十字路(創業地付近)

創業は、昭和24年、駅前通りの一角に露天が立ち並び、そこで商売をはじめました。ごとう市(五十市)という5と10がつく日に露天市が開かれ、そこで商売を始めたのがBisho-doのはじまりです。

その後、昭和28年に「シマヅ美勝堂」として会社を設立。表町に店舗を設置しました。

その後二代目 島津一義が昭和64年に社名を「コスメティック美勝堂」に変更。

弊社の家宝でもある、創業当時の露天営業許可証。化粧品の他に小間物(日用品)も取り扱う。統制品を除くとの文言も。

昭和29年に本店を表町1丁目に置く。資生堂の取引を始める。

美勝堂の「勝」が勝であるのは、創業者の妻が「島津カツ」であるため、一文字入れたとのことです。

企業理念「3S」の成り立ちOur philosophy

平成13年、二代目 島津一義により、社員の行動規範として、「3つのS」を掲げます。それは、「誠実」、「清潔」、「信頼」の頭文字からとったもので、お客様への対応はもとより、上司、部下、取引先様、つまりBisho-doに関わるすべての人に対して、この行動規範を遵守しようとのものでした。

本社応接室に掲げられる3S。入社式には新入社員に対し、3Sの斉唱が行われる。

そして現在へNowadays

弊社コスメティック美勝堂は数々の出店・退店を繰り返しながら現在に至ります(現在、長岡市内3店舗、新潟市内2店舗)。しかし、お店はあくまでハードであり、ソフトはお店で働く人=スタッフです。時代時代でお客様が集まる場所は変化しますので、出店する場所は変化しますが、スタッフはその時代時代において活躍する人財の集まりです。

そんなスタッフと一致協力して、これからも一層の努力を重ねて、お客様に愛されるBisho-doを作って参ります。